フラットを探して

双極性障害で療養中の記録

10ヶ月で30kg瘦せた話

こんにちは。

昨日安静に過ごしたからか、今日は体調が良いです。

ここしばらく、頭痛はあったものの抑うつな気分もありませんし、寝付きも良くなりました。

 

今日は以前ダイエットをしていたときのことを書こうと思います。

私は仕事をしていた頃に10ヶ月で30㎏のダイエットをしたことがあります。

当時は糖質制限という言葉も浸透しておらず、炭水化物抜きダイエットとカロリー制限をしていました。毎日3食食べて、油っぽいものや甘いものを控え、夜は主食を抜くような生活でした。さらに早起きして1時間ほどジョギングし、通勤でも会社の手前から歩いたりしていたので、1日2万歩は歩いていたと思います。

 

こうした生活を続けていたので当然かもしれませんが、みるみる瘦せました。それでも糖質制限ほど糖質にこだわっていなかったのでたまに甘いものを食べたりもしていて、ダイエット中に反動で過食することもありませんでした。

当時ジムにあるような体組成計で測定したことがあったのですが、筋肉量・体脂肪がアスリート並みと表示されていました。

 

順調に瘦せることができましたが、問題は体重の維持にありました。

これまで多くのダイエットをしてきましたが、ことごとく維持ができません。30㎏瘦せた頃になると、もう少し瘦せられないものかと欲が出て、さらに食事量を制限するようになりました。すると次第に反動で過食するようになり、数キロ単位で過食→ダイエットをしばらく繰り返していました。

 

そうしているなか、次第に色々なダイエットに手を出すようになりました。厳密な糖質制限をしてみたり、ファスティングという耳障りのいい名前も広まっていたので、断食をしてみたりしました。すると次第に過食の頻度が増え、それに伴ってダイエットも過激化していきました。そうなると体重の増減の幅も大きくなり、体調も気分も不安定になっていきました。

食事をろくに摂っていなかったので当たり前ですが、体もどんどんだるくなり、それなのに無理に動いたりして、双極性障害の波と見事に同調して体調は最悪になり、結果仕事を辞めました。それからも折をみてはダイエットをし混合期に突入して、気付いたらうつになりリバウンドをして今に至ります。

 

こうして振り返って今思うのは、30㎏瘦せた時点で多少体重が増えてもいいから運動量や食生活を一般的なものに戻せばよかったということです。

特に糖質制限していたときは、肉などもあまり食べていなかったので栄養不足が甚だしかったのだと思います。瘦せて脂肪も蓄えてないのに、栄養を摂らなかったらどこからエネルギーを得られたというのでしょう。過食衝動が起こるのも当然だったと反省しています。

 

色んなダメな要素が重なって体を壊しましたが、懲りずにまた瘦せようとしています。

また体調が悪くなるようなことするなんて馬鹿みたいですが、瘦せて自信がついたことも事実ですし、そろそろ糖尿病の心配もありますので、まともな生活をするためには少し瘦せないといけない状況でもあります。

といっても今はもう仕事をしていたときのようなダイエットはする元気もないので、長い目をみて標準体重になればいいなと思うようにしています。(といいつつ、前の体型に戻りたいという欲は捨てきれませんが)

一番無理のないのはゆるい糖質制限だと思うのでしばらくこの生活を続けていきたいです。