フラットを探して

双極性障害で療養中の記録

双極性障害と自己啓発

こんにちは。今日は昨日にも増して寒い1日ですね。

数日後にはまた気温が上がるようですので、寒暖差が堪えそうです。

 

今朝も片付けをしていたら、混合状態の頃に調べていた病気や薬の資料が出てきました。あの頃は少しでも良くなればと、藁をもつかむ思いで資料を集めていました。今思えばそれ自体が多行動で、そんなことをしても自分が辛くなるだけだとわかっていなかったんですね。

あの頃はどんな気持ちで、どんな行動をとっていたかを当時の日記で振り返り、今後に活かせるようにしたいです。日記の量も多いですし、振り返る作業が辛いので先延ばしにしていますが、うつを抜けた今のうちにやっておきたいところです。ここ数年の波は、これまで生きてきた中で最大でしたが、その結果自分の様々なデータが取れたので反省を活かしたいです。

 

最近は以前より寝付きがよくなり、睡眠時間も増えました。午前中に運動、片付け、ブログを書いて、午後は読書をするようにしています。うつで体が動かなかった頃と比べると、人間らしい生活に近づいてきたかなと思います。

 

自己啓発本も数冊読み直しましたが、双極性障害自己啓発本って相性があまりよくないのかもしれないと個人的に思いました。辛いときに読むと「こういう風に思うようにしよう」とエネルギーを使ったり、躁のスイッチを入れかねないですし、フラットな状態で読むと「そんなことわかってるよ」と心に響きにくいような気がしました。過去の自分が付箋を貼った項目を見てもピンときません。それだけ当時思い詰めていたということなのでしょうが・・・。努力すればするだけ疲れますし、頑張っても体調はよくならないので余計絶望していました。こんなにやってもよくならないのだったら、もう死ぬしかないじゃないか、という思考回路に容易に陥ってしまいます。

 

何もしなくてよいのに、何もしないことができない混合状態は、改めて辛い時期だったと思います。今思えばラピッドサイクルを繰り返したことで躁とうつが独立しづらくなり、混ざってしまった結果だったのかもしれません。

 

最近気になった話題②

おはようございます。

昨日は気圧が下がったからか、体に力が入らずぐったりしていました。自覚できるほど副交感神経がオンになった1日でした。今日はだいぶ回復しています。

そして今日から朝の時間に20分くらい掃除をしようと思いました。大まかには片付いているのですが、細かなところを片付けてデスクまわりをきれいにすれば最近していなかった趣味のことがやりやすくなるかなと思います。1日で片付けると疲れてしまいそうなので、少しずつ小分けに作業する癖をつけたいですね。

 

以前双極性障害を告白したマライア・キャリーのことをブログで触れましたが、ダイエットのために胃を切除したとニュースに載っていました。少し気になったので調べてみましたが、日本でも胃の縮小手術は2014年から保険適用になったそうです。ただし、重度の肥満で糖尿病などを患っていたり、なかなか瘦せられない人向けの手術のようです。なので日本ではまだハードルが高そうです。物理的に食べれなくさせるので手っ取り早くていいなと思う反面、後遺症もあるようですし、もし過食衝動が出て小さい胃に詰め込み過ぎてしまったら、体が壊れてしまうのではと考えて恐ろしくなりました。

www.asahi.com

 

それから、先月の台風の影響で、脊髄損傷の重傷を負った仮面女子の猪狩ともかさんのブログを拝見しました。事故に遭われてからまだ1ヶ月も経っていないのに、自分の症状に向き合って前向きに取り組む姿に頭が下がりました。若くて夢や希望に満ちあふれている人が、いきなり歩けなくなってしまったらどれほど辛い思いをするのでしょうか。

そもそも前向きになるということ自体が出来なくなってしまうのが私のような精神疾患ではありますが、生きているから頑張れるという彼女の思いは見習いたいですね。

ameblo.jp

 

2人とも自分のための治療やリハビリをされていて、私も彼女たちのようなプラスの波に乗りたいです。つい物事を穿った目で見てしまいがちですが、単純になって、四方からよい影響を受けられるようになりたいです。

 

10ヶ月で30kg瘦せた話

こんにちは。

昨日安静に過ごしたからか、今日は体調が良いです。

ここしばらく、頭痛はあったものの抑うつな気分もありませんし、寝付きも良くなりました。

 

今日は以前ダイエットをしていたときのことを書こうと思います。

私は仕事をしていた頃に10ヶ月で30㎏のダイエットをしたことがあります。

当時は糖質制限という言葉も浸透しておらず、炭水化物抜きダイエットとカロリー制限をしていました。毎日3食食べて、油っぽいものや甘いものを控え、夜は主食を抜くような生活でした。さらに早起きして1時間ほどジョギングし、通勤でも会社の手前から歩いたりしていたので、1日2万歩は歩いていたと思います。

 

こうした生活を続けていたので当然かもしれませんが、みるみる瘦せました。それでも糖質制限ほど糖質にこだわっていなかったのでたまに甘いものを食べたりもしていて、ダイエット中に反動で過食することもありませんでした。

当時ジムにあるような体組成計で測定したことがあったのですが、筋肉量・体脂肪がアスリート並みと表示されていました。

 

順調に瘦せることができましたが、問題は体重の維持にありました。

これまで多くのダイエットをしてきましたが、ことごとく維持ができません。30㎏瘦せた頃になると、もう少し瘦せられないものかと欲が出て、さらに食事量を制限するようになりました。すると次第に反動で過食するようになり、数キロ単位で過食→ダイエットをしばらく繰り返していました。

 

そうしているなか、次第に色々なダイエットに手を出すようになりました。厳密な糖質制限をしてみたり、ファスティングという耳障りのいい名前も広まっていたので、断食をしてみたりしました。すると次第に過食の頻度が増え、それに伴ってダイエットも過激化していきました。そうなると体重の増減の幅も大きくなり、体調も気分も不安定になっていきました。

食事をろくに摂っていなかったので当たり前ですが、体もどんどんだるくなり、それなのに無理に動いたりして、双極性障害の波と見事に同調して体調は最悪になり、結果仕事を辞めました。それからも折をみてはダイエットをし混合期に突入して、気付いたらうつになりリバウンドをして今に至ります。

 

こうして振り返って今思うのは、30㎏瘦せた時点で多少体重が増えてもいいから運動量や食生活を一般的なものに戻せばよかったということです。

特に糖質制限していたときは、肉などもあまり食べていなかったので栄養不足が甚だしかったのだと思います。瘦せて脂肪も蓄えてないのに、栄養を摂らなかったらどこからエネルギーを得られたというのでしょう。過食衝動が起こるのも当然だったと反省しています。

 

色んなダメな要素が重なって体を壊しましたが、懲りずにまた瘦せようとしています。

また体調が悪くなるようなことするなんて馬鹿みたいですが、瘦せて自信がついたことも事実ですし、そろそろ糖尿病の心配もありますので、まともな生活をするためには少し瘦せないといけない状況でもあります。

といっても今はもう仕事をしていたときのようなダイエットはする元気もないので、長い目をみて標準体重になればいいなと思うようにしています。(といいつつ、前の体型に戻りたいという欲は捨てきれませんが)

一番無理のないのはゆるい糖質制限だと思うのでしばらくこの生活を続けていきたいです。

救急車に乗った話

おはようございます。

ここ数日頭痛が続いています。ブログを書こうとしたのですが、満足に文章が書けなかったのでアップには至らずにいました。

頭痛は朝起きると治まっていることが多いのですが、今朝は痛みがとれず、今日は運動や食事制限を休んで横になっていようと思います。

 

頭痛やだるさが起こると、体に無理が祟ったのかと心配になりますが、最近私が一番怖れているのは尿路結石です。以前、混合期に2回尿路結石になり、1回は救急車のお世話になったと書きましたが、その1,2年前にも尿路結石で救急車に乗りました。

体質的になりやすいのかもしれませんが、3回ともダイエット中に起こったので、食事量が減ったことで水分と栄養が不足していたのが原因ではと考えています。混合期には2週間に2回のペースで尿路結石になっていたので、いよいよ専門機関を受診しようと思ったのですが、躁鬱の波が酷かったり、症状が治まると「まあいいか」と気にしなくなってしまったので、そのまま放置して現在に至ります。

 

なのでダイエットしている今、いつ尿路結石になってもおかしくないと感じています。一応水分を摂るように心がけていますし、ビタミン剤を飲んではいるのですが・・・。

ビタミン剤は以前購入したものなのですが、1錠がカプセル錠の2まわりほど大きく、タブレットなので堅く飲み込みづらかったので当時は服用を習慣化できませんでした。今はそれを粉砕するという知恵がついたので、粉状にしてから飲むようにしています。飲みやすくするためにタブレットタイプにして売っているはずなのに、本末転倒ですね・・・。

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話を戻しますが、私の尿路結石の場合は、まだ石が小さく膀胱で散ってしまうので尿と一緒に排泄されたことはありません。それだけ小さいのにあれだけ痛いとなると、もし今後もっと大きな結石になってしまったらと考えると恐怖しかありません。

 去年の今頃、原因不明の激しい腹痛がして脂汗をかいていたのですが、今思うとあれも尿路結石だったような気がしています。尿路結石の痛さは「痛みの王様」と呼ばれるほどらしいので水分補給の徹底を心に誓う今日この頃です。

 

私は過去に3回救急車に乗ったことがありますが、うち2回が尿路結石で、2回とも自分で救急車を呼びました。出血していたり骨折しているわけではないので、自分の感覚でしか痛みを判断できないので、救急車を呼ぶことにかなりためらいました。しかし2回とも自力で病院に行ける状況ではありませんでしたし、家族も周りにいなかったのでやむを得なかったと思うようにしています。

 

救急車に乗った残りの1回は、以前少しだけお話しした持病の方で、中学3年生の頃です。

ちょうど塾の夏合宿に参加していたのですが、朝方に痛がり出して、塾の先生が救急車に乗せてくれました。そのときも激痛だったので、我ながら痛みには縁があるなと思います。

 

願わくば、もう救急車に乗りませんように・・・。

ましてやODや自傷行為でお世話になるなんてことのないようにしたいです。

それでは、この辺で。

 

平成の終わり

おはようございます。

昨日今日と気分は悪くないのにぐったりとしています。

疲れているのか、寝付きがよくなったのはせめてもの救いです・・・。

今日はこれから気圧が急激に下がるので心して過ごしたいですね。

 

さて、平成も残すところあと1年を切りました。

このことも私をうつ抜けさせたきっかけのひとつだったように思います。時代とは不思議なもので、ひとつの時代が終わろうとするとき、それに追随して色々なことが終わったり、変わったり、生まれたりすると感じています。

そうして周りが変わっていくなか、私はこのまま平成にとり残されるような気がしました。

2019年の新年号になるときも、2020年の東京オリンピックパラリンピックのときも、このままでいるのか・・・と自分自答しました。

こうしたイベントが私に直接関係することはありませんが、時代が変われば、自分と社会との断絶がさらに深まると思いました。

それだけは、なんとか踏みとどまりたい。そんな思いが私を後押ししました。

 

平成も30年続きましたが、あっという間の30年だったように思います。

最近平成を振り返る番組などもよく見かけますが、平成の初期って今ではあんなに昔っぽく見えてしまうのですね・・・色々と驚きです。

 

4月を振り返る

おはようございます。

昨夜は相変わらず先のことを考えて不安になっていました。とくに1年先とか、具体的なことを想像すると怖くなってしまいます。まだ考えなくてよいことは、なるべく考えないようにしたいですね。

 

今日で今月も終わりなので、4月を振り返ってみようと思います。

上旬・・・タイミングよくうつが晴れて希望が湧き、生活習慣を改善するようになった。

中旬・・・片付け、調べもの、運動、ブログができるようになった。しかし、現実に向き合うことで改めて辛くなり、慣れないことをして疲れてしまう日もあった。

下旬・・・大きく落ち込むことはなくなったが、気分が冴えない日が長く続いた。

よかったこと・・・なによりもうつから抜けたこと。改善に向けて行動を始めたこと。

悪かったこと・・・先のことを不安がって、夜眠れなくなってしまったこと。

来月の目標・・・色々なことをやりすぎないこと。今の状態を維持すること。睡眠時間を30分(できれば1時間)増やしたい。朝のよい体調をそのまま夜まで持続させたい。

 

といったところです。

つい、今出来ないことを考えてしまいますが、こうしてみると今月は色々なことが出来るようになりました。来月も焦らずにゆっくり過ごしていきたいです。

 

双極性障害の自助グループに参加した話

こんにちは。

昨日1日安静にしていたおかけが、今日は体調がよいです。

 

私は過去2回ほど双極性障害自助グループの集いに参加したことがあります。

かなり前のことなのでちょっと記憶が曖昧ですが、そのときは15人ほどの方が参加されていて、学生の方からご年配の方までいらっしゃいました。また、当事者でなくご家族の方だけいらしたり、付き添いでパートナーの方がいらしたり様々でした。

 

こうした集いに参加されるということは、ある程度体調が安定しているからだと思うのですが、見ただけでは障害を抱えているとは思えないような方々でした。悪い意味でなく本当に普通の人たちで、お綺麗な方や、好青年っぽい方も参加されていました。ですから逆に接点のなさそうな幅広い年代の方が集まっているので、一見すると異様な集まりのようにも見えました。

 

集いでは、簡単な自己紹介をした後、薬や病院のこと、生活のこと、うつの頃の過ごし方などを話しました。

私は集いに参加するまで同病者の方と会ったことがなかったのですが、皆さん同じような悩みを抱えていて、共感を得られるという点だけでも参加してよかったと思えました。

また、長らく病気と付き合っている方もいるので、色々と知恵をいただけたり、有意義なものになりました。ただ、そうした方でさえ辛くなるときはどうしようもない、といった話をされていて、長く付き合っていかなければならない病気なのだと改めて思いました。

 

同世代の方もいたので話しやすかったですし、連絡先を交換した方も数人いて、そのグループで情報交換をしたり励まし合ったりすることもありました。しかし体調を崩した人が抜けるを数回繰り返した後、そのグループは自然消滅したことも事実です・・・。

それぞれの体調もありますし、集いにずっと参加したり、連絡を取り続けたりするのはみなさん難しいようですが、それでも、お互いに事情は痛いほどわかっているので自分のペースで交流すればよいと思いました。