フラットを探して

双極性障害で療養中の記録

2018年を振り返る

 

こんにちは。

先日まで日中ソワソワすることが多かったのですが、随分と治まってきた今日この頃です。

 

冬になってからはダイエットはゆっくりモードになりましたが、それでも瘦せていた頃に履いていたパンツが履けるようになりましたー。何本か持っているパンツの中で一番サイズが大きいものだったので、来年は履けるパンツを増やせればいいなぁと思います。

 

今年も残りわずかとなりましたが、今日は今年の振り返りを。

健康な人からしたら、休んでばかりの1年だと思われそうですが、自分にとっては大きなきっかけの年となりました。今年の振り返りと言いつつ、まずは2017年の話から。

 

2017年の10月頃から、それまで寝込んでばかりいた状態から絵を描けるようになりました。少し前のブログで「絵を描く=フラット寄り」説が浮上しましたが、この頃もその流れにあったのかもしれません。なぜ寝込んでばかりいたのに、体が動くようになったのかを考えてみると、やはりそれは「時間が解決してくれた」だけのように思います。正直、効率は非常に悪く、どれだけの時間何もせずに過ごしていたでしょうか。

 

昔の自分に知識や経験があれば、うつの波を和らげられたのではないか、回復が早かったのではないか、と思ったりもしますが、ただただラピッドサイクルに振り回されていて、それどころではありませんでした。すごく遠回りしていますが、これからなのだと思います。

 

そんなことで2017年の終わり頃から少し体が動くようになったのですが、するとそれまで逃避していた現実に目を向けるようになっていきました。急性期を抜けたうつ期って、案外平和だったりするのですが、そこからうつ抜けまで持っていくには、非常につらい時間でした。

 

2017年の12月頃は、自分の誕生日だったり年末だったり節目を迎えて、たまに我に返って涙を流すこともありました。なんとかしたいけど何もできない自分が、ただただ情けなく思えました。

 

2018年になってからは、頭痛、腹痛、歯痛、ミゾオチ痛、肩痛などの症状が次々と現れました。今までぬるま湯に浸かったようなうつ期を過ごしていたのに(あくまで自分のうつの頃の話で、一般的なうつがぬるま湯という意味では決してありません!)、色々と考えるようになって、ストレスや不摂生から身体症状が出てしまったのだと思います。この頃は動かず、横になってばかりいたので体重も増加していました。自分はうつで太ってリハビリ期で瘦せてを何度も繰り返しています。

 

ソースがあやふやなので話半分で聞いていただきたいのですが、双極性障害の5人に1人は過食傾向にあると何かの記事で見かけました。私は双極性障害の症状としてソワソワすることが多く、そのときに食欲が出てしまいます。お腹が空いている訳ではないのに、恐らく食事をすることでソワソワを緩和させたいと、体が欲してしまうのだと思います。双極性障害によって起こる脳のエラーが、摂食関係に影響しているのかもしれません。

 

ちょっと話が逸れてしまいました。

うつ期の現実逃避アイテムの中にスマホがありましたが、それが3月末に不具合を起こしてしまい、一層現実に目を向けることになりました。たかだそれだけのことですが、これもうつ抜けのきっかけとなりました。

色々と思い出しては泣き、どうにかしたいけど、それを考えるだけで辛くなっていました。それでも、このままでは新年号になったときも、東京オリンピックが開催されるときも、自分は社会から断絶されて生きていくことになる、それは嫌だ、もう少しちゃんと生きたいと思いました。元気だった頃に戻ろうと考えるとハードルがとても高いので、少しずつ、出来ることをしていこうと、ようやく思えるようになりました。これが私のうつ抜けでした。

 

4月になってからは、生活を見直して規則正しく過ごし始めたり、ブログを始めたり、ダイエットを始めました。4月以降のことは、このブログに書いてある通りです。

うつ抜けして6月頃までは、日中の過ごし方がわからず、体力もなく、時間を持て余していました。先のことを考えては不安になって、うつ抜けしたと言ってもまだまだうつを引きずっているような感じでした。

 

7月頃になると、夏バテでフラフラするようになっていました。数少ない日中に出来ることが運動だったので、4月頃には体力0だったのにも関わらず、急に筋トレなどをハードにしてしまい、疲れもたまっていたのだと思います。

 

うつ抜けしてからエンジンをかけ過ぎたようで、夏頃は体調が不安定になり、体のことを心配し過ぎたり、落ち着かないようになっていきました。次第に躁寄りになり、9月になると「何かしなきゃ!」という、躁転手前のような状態になってしまい、さすがに通院を再開しようと思い至りました。うつ期は通院もままならなず、うつ抜けしてからようやく「治療」を開始できるようになりました。

 

通院を再開したこともあってか躁転は免れ、波が小刻みに出るようになったものの、随分精神的に落ち着くようになりました。通院をきっかけに外出や、少しずつ出来ることが増え、それが自信につながっていきました。

 

11月頃からまたお絵描き療法(命名)を始めてみたり、料理をしたり、散歩をしたり、ブログを書いたり、日中の過ごし方もだいぶ上手くなってきました。また、頭痛や不眠対策を始め、こちらも少し改善されました。そして現在に至ります。

 

ちょうど1年前を振り返ると、常に漠然とした不安があり、それを考えないように殻に閉じこもって過ごしていました。それが今では、先のことを見据えて、ステップアップしていこうと思えるようになりました。ちょっと自分を褒めてあげてもいいのかな、と感じています。

 

また、このブログを始めたのもよかったと思います。同じような病気をお持ちの方の生活や考えに触れ、とても勉強になりました。そして自分も頑張りたいと思えるようになりました。このブログを見てくださる方、今年は大変お世話になりました。ありがとうごさいました。来年もよろしくお願い致します。年内にもう1回更新するつもりですがご挨拶を。

 

長々と書いてしまいました。読んでくださりありがとうございます。