フラットを探して

双極性障害で療養中の記録

リーマスが効く人/効かない人

おはようございます。

昨日から将棋の対局が好カード続きで楽しいです。王位戦リーグでは羽生竜王が見事勝ち抜き、ちょっとおかしいくらい強いですね。もう一方は無冠の帝王豊島八段と澤田六段のプレーオフということで、個人的には澤田推しです。

今日はスター藤井聡太六段の七段昇段をかけた大一番で、対するは鬼門の井上門下でもあるのでこちらも楽しみです。(中継が観たいがためにブログを朝書いている私です)大事な対局でしっかり勝ってしまうのが、羽生竜王などのスターなので彼もスルッと上がってしまうのでしょう。それにしても1年半の間にプロ入りして七段になって棋戦優勝して年収1000万は優に超えているなんて、自分を鑑みると・・・。

 

それはさておき、先日気分安定薬が効かなかったと話しましたが、興味深い記事がありましたので載せておきます。

www.skip.med.keio.ac.jp

 

双極性障害の研究は、障害の特徴からなかなか動物実験ができないという記事を読んだことがあります。そんななか見つけたのは、双極性障害患者の細胞からiPS細胞を樹立、海馬の歯状回顆粒細胞様ニューロンに分化させて実験をしたという上記の記事です。全くの専門外ですが、双極性障害の研究記事を読むと「海馬の歯状回」、「ミトコンドリア」がキーワードとしてよく見かけます。

患者のニューロンミトコンドリアの方が健常者に比べ小さかったり、興奮が見られたりするそうです。そして双極性障害の中でも、リーマスの効く人、効かない人それぞれのニューロンにリチウム(リーマス)を加えると、利く人のニューロンだけ興奮が抑えられ、ミトコンドリアの大きさも正常に戻ったそうです。

 

そんなことから私の場合はリーマスではニューロンに作用されていないのかなと、素人目で思えました。しかしこうしてiPS細胞での研究が進めば、双極性障害のメカニズムの解明や治療薬の開発が期待できると記事にもありました。私が生きているうちに、実現されたら嬉しい限りです。

 

亡くなった双極性障害患者の脳を調べたという研究記事も見かけたことがあるのですが、双極性障害への献体って本人が希望できるのでしょうか?献体を希望する方が近年増え、登録待ちなんて話題もあります。自殺者は献体にまわらないらしいので、双極性障害で自殺しても社会の役にも立たないのですね・・・自殺はやめた方がよいです。