フラットを探して

双極性障害で療養中の記録

ちょっと気になる副腎疲労

こんにちは。

今日は連日の暑さに比べればかなり過ごしやすく、体も動いてくれるようなのでここぞとばかりに掃除などをしました。先日は埼玉の熊谷で41.1度を記録する猛暑となりましたが、私の住むところもなかなか暑く、室内にいても過ごしづらい1日でした。日本以外でも酷暑が報告されているようで、アメリカのカリフォルニア州では52度を記録したとか。私も昔に住んでいましたが、夏は過ごしやすかったように記憶しています。内陸と海岸沿いの違いでしょうか。

 

それはさておき、最近気になったのが副腎疲労についてです。ここしばらく体の内側が熱くなって苦しかったので、内蔵について少し調べていました。そこで副腎疲労のことを知ったのですが、自分の症状ばかりでなく、双極性障害うつ病にも共通点が多くありました。

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疲労、気分の低下、イライラ、睡眠障害などの症状があり、うつ病と間違えられやすく、精神薬を飲んでも改善されない場合は副腎疲労の可能性もあるようです。副腎疲労になるとホルモンの分泌が弱まり、体に不調が生じてしまうとのこと。それを解消させるためにはストレスを溜めない以外に、糖質を抑えてビタミンCを摂取するのがよいそうです。

 

私の場合、昔から定期的に大きな波がありますし、割りと典型的な双極性障害だと思っているのですが、それでも何か通ずるものがあるような気がしました。躁とうつの波によって過食や拒食(あるいは食欲低下)になってしまうので、栄養の問題も多いにありそうなんですよね。ホルモンや自律神経にトラブルを抱えている自覚もありますし。

 

とは言え結局のところ「ストレスを溜めない、規則正しい生活と食事」に尽きるのでやることは変わらないんですが・・・。 最近は食欲もないし体も不調気味なので、サプリメントなども活用して少しでもマシになればいいなと思います。

                       

私の加害と被害〜相模原障害者施設殺傷事件から

こんにちは。

毎回書いてしまいますが、本当に暑い日が続いていますね。夏バテを自覚してしばらく経ちますが、ちょっと回復したかと思えばぶり返してを繰り返しています。特に午後になるとぐったりしてしまい、やりたいこともなかなかはかどりません。夜の8時くらいにようやく活動できるようになるのですが、すぐに寝る時間になってしまうので困ったものです。しかも寝る時に体の内側から熱を感じて、「このまま死ぬんじゃないか」と考えてしまったり、日に日に精神面もやられています・・・。この暑さは少なくとも8月初めまで続くそうですが、あと2週間、考えただけでも体力を奪われてしまいます。

 

本当はもうじき事件発生から2年を迎える相模原障害者施設殺傷事件について改めて考えてみたいと思っていたのですが、記事を調べたり、考えをまとめたりしようにも暑さで頭が働いてくれません。被告の手記が出版されるとかされないとか、もめていましたがどうなったのでしょう。ここ数十年で厳罰化の流れは一層強まり、先進国の中でも日本は依然死刑制度が存在し続け、むしろ賛成派が増えているようです。その是非は置いておいて、今回の事件ではより「障害者を地域へ」の流れが強まったように感じます。

 

近年では、障害者を1か所に集めてそこでコミュニティを確立させるという昔のあり方から、それぞれの地域の中で暮らすことがよいと言われるようになりました。以前ご紹介したNHKの重度知的障害者施設を扱った特集でも、障害者を地域で見守ることで、施設では見せなかった当事者の新たな面を見ることができたと語る場面がありました。しかし一方で、その施設が今まで通り必要であるという当事者やその家族もいます。今回の事件の舞台となってしまった障害者施設も、地域活動などが盛んだったとありますが、大きな施設であったことは確かです。入居していた方々は、事件後別の施設に入ったり、家族とともに暮らすようになったりと様々ですが、彼らの暮らしは今後変わるのか、あるいは変わらないのか・・・。

 

一方で私自身はというと、この事件が起きたとき、ちょうどどん底のうつ転をして1ヶ月が経とうとしている頃でした。毎日辛くて何も出来ず、横になるばかりでしたが、この事件をニュースで知ってからは、連日テレビで事件の詳細を知ろうとしていました。犯人の行動や素性が明らかになるにつれ「もしかして犯人は自分と同じ障害なのではないか」「躁状態になっていたのではないか」という思いが強くなっていました。仮に同じだったとして、世間はどのような反応を示すのだろうか、ということが私の専らの関心事でした。

 

私の場合、軽躁状態の頃というより混合状態に近かった頃の話ですが、自分をコントロールできず、多行動や多弁になって周囲を心配させてしまいました。その言動のほとんどが自分に返ってきたので、自分自身を傷付けるばかりでしたが、それでも人に迷惑をかけることが多かったと思います。毎日そわそわして落ち着かず、頭痛がして体が動かず、「どうにかして欲しい」とパニックになっていたのかもしれません。私は泣き叫ぶくらいでしたが、これがエスカレートして自分や他人に暴力をふるってしまったらどうしようと、不安に思うこともあります。たとえ人が皆、理性を失ってしまうスイッチを持っていたとしても、私の場合そのスイッチが脳内に鎮座しているような感覚さえあるのです。

 

自分がこうした加害者側へなってしまうかもしれない不安とともに、被害者側になってしまうかもれない不安もあります。昔に比べれば、精神疾患に対する認知も広がり、SNS等の普及によって同じような症状で苦しむ方と繋がりを持つことが可能となりました。こうした仮想コミュニティが確立されていくなかで、集団となって見える化された我々へ攻撃の矢が向かいかねないと思えるからです。

 

血行不良と不調

こんにちは。

先日の将棋の棋聖戦では豊島八段がタイトルを奪取し、八大タイトルを八人で分け合う事態になりました。豊島八段といえばここ最近は必ず何かしらのタイトルに挑戦していたので、なるべくしてなったタイトルホルダーでした。でも、やっぱり羽生先生に防衛して欲しかった・・・。私が言うまでもありませんが羽生先生は中学生で四段プロデビュー、19歳のときに当時六段で八大タイトルの中で最も序列が上の竜王を獲得、以来約30年間常に何かしらのタイトルを保持しています。なので六段より上の段位で呼ばれたことがないのです。チェスの腕前も日本トップレベルですし、AIの知識も豊富、そして何よりも人格者。すごすぎます。竜王戦で防衛を果たし、タイトル獲得100期を見たいです。ちなみにハンターハンターのウイングさんは羽生先生の「羽」からきています。

 

それはさておき、ここ数日の食欲不振やだるさが少しずつ改善されてきました。暑さが原因かと思っていたのですが、それよりもエアコンで体を冷やしたのが良くなかったようです。エアコンをつけていてもそれほど涼しさを実感出来ていないのですが、体の表面だけ冷やされ血行不良を起こしているような気がします。朝に体を動かしますけど、それ以降は座りっぱなしなのでこまめにストレッチなどしようと思います。

そして夜間のエアコンの使い方ももう少し工夫出来たらなと思います。昨夜は夜中に、寝ぼけていたのであやふやではありますが、急激に体が冷えていくのを感じたり、どっと疲れが出たのを感じました。中途覚醒したくなくてエアコンをつけっぱなしにしていたのがよくなかったのかもしれません。

 

そんなことで、睡眠時間は積極的に取るようにしていても睡眠の質も悪く、体調も悪い日が続いていました。日中によく本を読んでいるのですが、体調が悪いと集中力が切れやすくなってしまいます。もう少し体のパフォーマンスを上げられたらいいのですが・・・。

 

とはいえ、昨日はボーッとする時間が増えた分、今後のことをぼんやりと考えていました。とりあえず1年単位で目標を決めていますが、その次の1年をどうしようかなんとなくですが方向性が見えてきたかなと思います。経験上あと1年くらいしたらまたうつのターンがきてしまうと思うので、それを見据えて、焦らず暮らしていきたいですね。まずは目先のだるさをなんとかしないと。

 

最近観ているもの

おはようございます。

いつの間にかW杯も終わってしまいました。放送が深い時間だったのでニュースで追う程度でしたが、モドリッチロバート・カーライルに似ていると思うのは私だけでしょうか。

ボチボチ高校野球の予選を観始めましたが、第100回とか・・・私が高校生の頃、第100回のときの自分の年齢を想像して恐ろしくなった記憶がありますが、現実となってしまいました。それにしても今年は猛暑で選手や応援も大変そうです。

 

そして今日は将棋の棋聖戦の決着局です。羽生棋聖は防衛すればこちらも100期、豊島八段が奪取すれば念願の初タイトルとなります。今期の番勝負はどれも先手が勝っているので、本局で先手をとった羽生棋聖が防衛を果たしてくれるのではと応援に熱が入ります。豊島八段も好きなんですが、でもやっぱりベテランからタイトルを取らなで欲しい・・・複雑です。

 

あと「世界にひとつのプレイブック」という映画を観ました。ロードショーされた時に観に行こうと思った映画でしたが、結局行けず、最近になって主人公が双極性障害の役と知り気になっていました。作中ではあまりうつ症状はみられず、ちょっと空気が読めなくて、落ち着けなくなったら理性を失ってしまう、そんな役どころでした。「ストレスがかかるとそううつのスイッチが入る」と主人公が語る通り、原因(ストレス)があって結果(暴力)があるという症状は、じわりじわりと軽躁に傾いたり日々体調の変化に左右される自分とは違ってわかりやすくていいなぁと思ってしまいました。暴力はいけませんけど。

 

意外に王道ラブストーリーで、主人公もヒロインもメンタルにトラブルを抱えていても体を動かせて、そして美男美女という、羨ましさ!(笑)それでも主人公が軽躁状態なのか、瘦せようとしたり、薬を拒んだり、精神障害者でも自分はちゃんとしている思ったり、夜中に騒いで迷惑をかけたり、そういう点は耳が痛いなぁと思いました。

物語は大団円でしたけど、双極性障害ということを考えるとその後の物語が気になってしまう、そんな映画でした。

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極私的ダイエット

こんにちは。

白鵬休場、鶴竜休場、そして栃ノ心休場と、稀勢の里が出てたらワンチャンあったのではないかと浅はかなことを考えているこの頃です。

 

それにしても暑い日が続いていますね。暑さからなのか、相変わらずの虚弱体質からか、食欲もなくフラフラしています。もともと食欲がおかしいのですが、最近はほとんどお腹がすきません。食べないでいることは苦ではないのですが、このまま放置していると体の防衛反応からか過食衝動が出かねないので、少しでも食べるようにしています。お腹もすかないし満腹にもならない鈍感さなので過食してしまうと止まらなくなってしまいます。毎日適量を食べて体重をキープ出来る人が本当に羨ましいです。

 

過食で太った分、食欲がないことはダイエットをしている身からすればラッキーなんですが、ダイエットに心血を注ぎすぎると破滅しかないので、運動のし過ぎ、食事制限のし過ぎは本当に御法度です。

 

私がジムに通っていたときは明らかにオーバートレーニングでした。そもそも運動自体がハイになりやすいものなのに、ハイになっているという自覚がなかなか持てません。そして習慣化してしまうと、トレーニングをしないと気が済まなくなってしまいます。特に双極性障害にとってリズムを崩すのが悪だと頭に刷り込まれているので、多少無理してでもやってしまうし、実際やれてしまいます。やれてしまうので、運動量を減らすこともなく慢性的に疲れてしまう、そんな日が続いていました。

そんなことで現在は運動をする時間を決めて、たとえ調子がよくても長く運動しないようにしています。メニューも1ヶ月くらいは同じものを行って、少しずつ負荷を加えたり、体調にあわせて減らしたりするよう心がけています。

 

食事に関してはカロリーや糖質の数値を調べない、体重計に乗らないようにしています。自分の性格上、やり始めたらトコトンなところがあり、過度に制限するようになってしまったり、体重が減らないことにストレスを感じてしまうからです。ライザップなら怒られるダイエット法です。あと、たまに「空腹を感じなければ無理に食べない」とか聞きますが、上記の通り食欲が鈍いのでこれも当てはまりません。

 

ちなみに食欲がおかしくても味覚がおかしいわけではないので、口に合ったものを食べるようにしています。過去に、スーパーフード的なものを食べてみたこともあるのですが、総じておいしくありませんでした。(個人的感想です)好きでないものを毎日摂ろうとするのも結構大変なのでこれもやめました。今時の女性たちがサラダやスーパーフードが好きって、きっとウソだと思っています。

 

無理矢理外向的だったのか

こんにちは。

先日から大相撲名古屋場所が始まりました。稀勢の里が8場所連続休場ということで、次の場所で復帰したとしても結果が悪かったら引退、休場しても引退、なのでしょうか・・・。鶴竜栃ノ心は調子もいいし、白鵬は安定だし、どうなるのでしょう。

 

ここしばらく辛いニュースばかりでしたが、「アニサキス正露丸」とか「ドラゴンボールの映画にブロリー」とか、このくらいの話題がちょうどいいです。正露丸は歯痛にも効くし万能薬ですね。そしてブロリーはなぜあんなに人気なのか。バイオブロリーがどうなったのか、もはやあやふやです・・・。同じアニメオリジナルキャラのパイクーハンが好きだったのに、この格差。最近までやっていたアニメには出ていたのでしょうか・・・。

 

それはそうと先日までめまいでフラフラしていましたが、だいぶ回復してきました。まだキツい運動はできないので、柔軟などをするようにしています。うつになる前は割と体を動かしていたので、体も柔らかったのですが、症状が悪化していくにつれ肩こりや首こりがひどくなっていきました。背中もこる、というより痛くなってしまって、全身がガチガチになっていた記憶があります。そのまま動かない生活になって、体もまた固くなってしまったので少しずつ改善していけたらいいなと思います。

 

当時のことを振り返ると、無意識のうちにずっと緊張状態が続いていたのだろうなと思います。そしてふと緊張を緩めると、それまで蓄積された疲労がどっと溢れてきて、動けなくなっていました。なので決まって週末に体調が悪くなり、なんとか週明けに仕事に行く、行けてしまえばなんとか仕事はできたので、そのまま働いて、また週末に動けなくなるの繰り返しだったように思います。当時は体を休めるためのサインとして体が動かなくなることに気付かず、「気を緩めてゆったりしていると体調を崩す」と思うようになっていました。休日に予定がないのが、ヒマでストレスになると思って、休日になると外出するようにしていました。これも軽躁状態だったのだと思います。確かに人と会っている時は楽しいのですが、それでも帰宅する頃にふと一息つくと同時に溜まりに溜まったストレスがドバッとのしかかってきました。

 

先日こんなツイートを拝見し、なるほどと思ったので以下引用します。

 

 画像のほうにセルフ・モニタリングができる人間だと好きでなくても無理矢理外向的に振る舞うことができ、あとでその反動がやってくるとあります。画像を見ただけなのでセルフ・モニタリングの詳細はわかっていないのですが、もしかしたら自分もこれと似たようなところがあるのかなと思ってしまいました。

私は世間話なら割りと誰とでも話せます。もちろんうつのとき以外ですが・・・。一人で飲みに行って他のお客さんや店員さんとおしゃべりをすることもありましたし、ボランティアグループに参加していたこともありました。人と話していてもストレスを自覚したことはなかったのですが、もしかしたら実は苦手だったのかもしれないと、本当に今更ながら思うようになりました。好きだと思っていたことが実は苦手だったとか、悲しすぎる・・・。

 

ちょっと気になる内容でしたので、後日読んでみようと思います。

ストレスを操るメンタル強化術

ストレスを操るメンタル強化術

 

 

うつ抜けしてから100日

こんにちは。

ここ数日、衝撃的なニュースが続いていますね。西日本の豪雨ではテレビをつける度に死者数が増え、改めて自然災害の恐ろしさを感じています。関東も昨晩は地震に見舞われ、不安な気持ちでいました。おまけに昨日からめまいがひどく、横になっていても目がまわる有様で、血の気がサーッと引いていくのが実感出来るほどでした。今朝になっても同じような症状があるので、しばらくは安静に過ごしたいと思います。

 

とはいえ、うつ抜けしてから100日以上が過ぎました。完全にうつ転する前はうつと躁が頻繁に入れ替わっていたのですが、やはり長いうつを抜けた後だと安定する期間も長いのだと思います。双極性障害と診断されたのはここ数年ですが、もともと発症は昔からしていたので、なんとなく自分のサイクルは自覚出来ています。なのでまだしばらくは大きな波はないと思うのですが、その時期がきた時に、被害を最小限に留められるようにしたいです。

 

先日、昔のうつ抜けした頃の日記が出てきました。当時は病気という自覚はなかったのですが、それでも調子がいいときと悪い時が数年ごとに入れ替わるのは気付いていて、日記にも「今度こそは」とか「無理しない」とか心に決めていたようでした。それでも最終的にやりすぎて、さらにうつになることを怖れてもがき続けた結果、ラピッドサイクラーや混合状態に陥り最悪の事態になってしまいました。ジワリジワリと軽躁状態にシフトしていて、自分では気付けなかったので、人生何回目の「今度こそは」かわかりませんが、同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。

 

当時の日記を振り返っていると、うつ抜けしてからの様子が今の自分と重なって、なんとも感慨深いものがあります。当時はここまで酷くなかったので、「無理をしない」と思っていてもフラットな状態でも今と比べるとアクティブに過ごしていたようでした。当時は本当に自信がなかったのですが、それなりに一生懸命生活していて、毎日が充実していて楽しそうでした。当時の自分が、今の自分の姿を見たら失望してしまうと思いますし、日記を見返すと「あの時はまだよかったな」と寂しい気持ちもします。それでも、当時のことを思い出したら懐かしくて、今の生活のモチベーションも上がりました。当時の記録と今を照らし合わせて、今後躁に傾かないように気を付けていきたいです。